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概念 #claude-code #動画編集 #premiere-pro #字幕 #SRT #自動化 📚 claude-code-video-editing

Premiere ProにSRT字幕をインポートする — 編集可能な字幕テロップを作る【第7回】

ffmpegによる字幕焼き込みとPremiere ProへのSRTインポートの違いを解説。クライアント案件でプロジェクトファイルを納品する場合にどちらが適切かを整理する。

第6回では ffmpeg を使って字幕を動画に焼き込んだ。焼き込みは手軽だが、一つ問題がある。焼き込んだ字幕は後から修正できない

クライアントから「このテロップの文字を変えてほしい」と言われたとき、ffmpegで焼き込んでいると最初からやり直しになる。

焼き込みとSRTインポートの違い

方式特徴向いているケース
ffmpeg焼き込み映像に直接合成、後から変更不可自分チャンネルの動画、修正なし前提
Premiere Pro SRTインポートテキストレイヤーとして管理、後から編集可能クライアント案件、フォント調整が必要な場合

修正の可能性があるならSRTインポートを使う。

Premiere ProでSRTをインポートする手順

WhisperでSRTファイルを生成しておく。

input.mp4
  ↓ Whisper
input.srt(タイムスタンプ付きの字幕ファイル)

Premiere Proでの手順:

  1. ファイル > インポート(Cmd+I / Ctrl+I)でSRTファイルを選択
  2. プロジェクトパネルにキャプションクリップとして追加される
  3. タイムラインの字幕トラックにドラッグして配置
  4. キャプションパネルで各テキストの内容・タイミングを確認・修正できる

テロップとして表示するには、Premiere Proのキャプション設定でフォント・サイズ・色・位置を調整する。この部分は手動作業になる。

クライアントへのプロジェクトファイル納品

クライアントから「Premiere Proのプロジェクトファイル(.prproj)をください」と言われることがある。その場合、ffmpegで焼き込んだMP4を渡しても意味がない。プロジェクトファイルの形でSRTと素材ごと渡す必要がある。

Premiere ProでSRTをインポートした場合:

  • .prorojファイルにキャプションの配置・スタイル情報が含まれる
  • 元のSRTファイルも一緒に渡す(リンク切れ防止)
  • または「プロジェクトのパッケージ」機能で素材を一括書き出し

ffmpegで焼き込んでいた場合はプロジェクトファイルの概念がないため、この納品形式には対応できない。

ワークフローの選択基準

自分チャンネルの動画
  → ffmpeg焼き込みで十分

クライアント案件・プロジェクトファイル納品の可能性あり
  → Premiere Pro + SRTインポート

Whisperが生成するSRTファイルはどちらの方式でも使える。出力ファイル自体は変わらず、その後の処理を変えるだけでよい。

テロップデザインの自動化の限界

SRTをPremiere Proにインポートした後のフォント・色・位置などのデザイン設定は、現時点ではClaude Codeで自動化できない。

Premiere Pro MCP経由でClaude Codeからテロップスタイルを操作する試みは存在するが(第9回参照)、実験段階で実務への導入には不安定な部分が多い。

クライアントのブランドガイドラインに合わせたデザイン調整は、人間が手動で行うのが現実的だ。