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30分で最初のDifyアプリを作る(ハンズオン)
コード不要。Dify Cloudに登録してRAG付きチャットボットを30分で動かすまでの最速ハンズオンガイド。初心者ビジネスパーソン向け。
このガイドで作るもの
社内FAQ チャットボット。自分で用意したテキストファイル(規則・マニュアル等)をアップロードすると、それに基づいて質問に答えてくれるボット。
所要時間: 約30分
必要なもの: メールアドレスだけ
技術知識: 不要(コピペのみ)
費用: 無料プランで完結
Step 1: Dify Cloud に登録(5分)
1. https://dify.ai にアクセス
2. 「Get Started for Free」をクリック
3. Google / GitHub アカウント または メールで登録
4. ワークスペース名を入力(会社名や自分の名前でOK)
5. ダッシュボードに入れたら登録完了
Step 2: モデルプロバイダーを設定(5分)
LLM(AI)を使うために API キーが必要。OpenAI が最も簡単。
【OpenAI の API キー取得手順】
1. https://platform.openai.com にアクセス
2. 「Sign up」からアカウント作成
3. 「API keys」→ 「Create new secret key」
4. 表示された sk-... をコピーして保管
【Dify への登録】
1. Dify ダッシュボード右上のアイコン → 「Settings」
2. 「Model Provider」→ 「OpenAI」をクリック
3. API Key を貼り付けて「Save」
費用の目安: 今日このハンズオンで使う分は 0.01〜0.05 ドル(1〜7円)程度。
Step 3: ナレッジベースを作る(10分)
用意するファイル: テキストファイル(.txt)1つ
ファイルが手元にない場合のサンプル:
以下をコピーして「sample_faq.txt」として保存してください。
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Q: 有給休暇の申請はどうすればいいですか?
A: 有給休暇は取得希望日の3営業日前までに、勤怠管理システムから申請してください。
Q: 経費精算の締め日はいつですか?
A: 毎月末日が締め日です。翌月10日までに精算書を提出してください。
Q: テレワークの申請方法を教えてください。
A: テレワークは前日の17時までにチームチャットで上長に連絡してください。
---
【ナレッジベース作成手順】
1. Dify ダッシュボードの左メニュー「Knowledge」をクリック
2. 「Create Knowledge」ボタン
3. 「Upload file」→ 用意したテキストファイルを選択
4. 設定はデフォルトのまま「Save & Process」
5. ステータスが「Available」になったら完了(1〜2分待つ)
Step 4: Chatbot アプリを作る(8分)
1. 左メニュー「Studio」→「Create App」
2. 「Chatbot」を選択
3. アプリ名を入力(例: 「社内FAQボット」)
4. 「Create」ボタン
Chatflow のセットアップ
【LLM ノードの設定】
1. キャンバスに「LLM」ノードが表示されている
2. LLM ノードをクリック
3. Model: 「gpt-4o-mini」を選択(コスト安め)
4. System Prompt の欄に以下を貼り付け:
「あなたは社内ヘルプデスクです。
提供されたコンテキストに基づいて質問に答えてください。
コンテキストに答えがない場合は「その情報は見つかりませんでした」と答えてください。」
5. 「Save」
【Knowledge Retrieval ノードの追加】
1. 左パネルの「+」→「Knowledge Retrieval」をキャンバスに追加
2. 「Start」ノード → 「Knowledge Retrieval」→「LLM」→「Answer」の順に接続
3. Knowledge Retrieval ノードをクリック
4. 「Add」→ Step 3 で作ったナレッジベースを選択
5. 「Save」
Step 5: テスト実行(5分)
画面右上の「Preview」ボタンをクリック
試してみる質問:
「有給休暇の申請方法は?」
「経費精算はいつまでですか?」
「テレワークはどうやって申請するの?」
うまく答えが返ってきたら成功!
うまくいかない場合のチェックリスト
回答が「わかりません」ばかりの場合:
→ ナレッジベースのステータスが「Available」か確認
→ Knowledge Retrieval ノードが LLM ノードの前に繋がっているか確認
エラーが表示される場合:
→ OpenAI の API キーが正しく入力されているか確認
→ OpenAI のアカウントにクレジットが残っているか確認
回答が英語になる場合:
→ System Prompt に「必ず日本語で回答してください」を追加
Step 6: 公開する(2分)
1. 画面右上「Publish」→「Publish」ボタン
2. 「Access Web App」でリンクが生成される
3. このURLをチームメンバーに共有するだけ
→ すぐに使い始められる(登録不要)
ここまでできたら次のステップ
| 次にやること | 参照先 |
|---|---|
| ナレッジベースを増やす(PDF・複数ファイル) | ナレッジベース・RAGパイプライン |
| 料金の仕組みを理解する | コスト設計入門 |
| もっと複雑なワークフローを作る | ワークフロー vs チャットフロー |
| Dify の限界を知る | Dify でできること・できないこと |
| 実際の業務での活用例 | RAGチャットボット構築 |
よくある最初の疑問
Q: 無料プランはどこまで使えますか?
A: Dify Cloud の無料プランはワークフロー実行200回/月まで。
ただし LLM の API 費用は OpenAI 等に別途かかります。
Q: データは Dify のサーバーに保存されますか?
A: Dify Cloud はデータを Dify のサーバーに保存します。
社外秘の文書には自社サーバーへのセルフホストを検討してください。
Q: スマホから使えますか?
A: Web App のリンクはスマホのブラウザからアクセスできます。
Q: 何人でも使えますか?
A: 無料プランでも公開した Web App は何人でも利用できます。
チームで Dify の編集・管理をする場合は有料プランが必要です。 - 1. 🚀30分で最初のDifyアプリを作る(ハンズオン)
- 2. ⚖️Dify でできること・できないこと
- 3. 💰Dify コスト設計入門
- 4. 🔀Dify vs 競合ツール比較(LangChain・n8n・GPTs・Flowise)
出典: Dify公式ドキュメント https://docs.dify.ai