17件のドキュメント
リリース可否判定パターン
リリース可否判定とは、ソフトウェアを本番環境に展開(リリース)してよいかを、事前に定義した基準と実績を照合して意思決定するプロセス。「品質目標を達成しているか」だけでなく「リリース後の準備が整っているか」まで含めて判断する。
レビュー戦略
ソフトウェア開発におけるレビューとは、成果物(要件書・設計書・コード・テスト計画等)を人間の目で検査し、欠陥・問題・改善点を発見する品質確保活動。レビュー戦略は「何を・誰が・どのように・なぜレビューするか」を体系的に設計すること。
欠陥予防(真因分析と水平展開)
欠陥予防とは、不具合が発生した後に修正するだけでなく、同種の欠陥が将来にわたって発生しないようにする活動。2つの実践で構成される:
シフトレフト(品質の早期確保)
シフトレフト(Shift Left)とは、品質確保活動をソフトウェア開発ライフサイクルの早い工程(「左」)に移動させるアプローチ。従来の「実装後にテストで品質を確保する」モデルから、「要件・設計段階から品質を作り込む」モデルへの転換。
品質指標は判断根拠になるように設定する
品質指標を設定するときは「この数値を見れば判断できる」を基準に設計する:
レビューは全量・目的明示で実施する
レビューを実施する際は以下を守る:
品質保証(SQA)
欠陥を防ぐプロセスを構築するSQAの考え方、品質の8側面、レビューとメトリクスによる品質管理
狩野モデル:品質の種類と満足度の関係
品質は一律ではない。魅力的品質・一元的品質・当たり前品質・無関心品質の4分類と、それぞれの充足度→満足度の非線形な関係を示す狩野モデル
品質マネジメントシステム(QMS)
組織が品質目標を達成するための、責任・プロセス・リソースを体系的に管理する仕組み。ISO 9001 や SQuBOK が定義する QMS の核心は3要素:
V&V:検証と妥当性確認
仕様適合性を確認するVerificationと、ニーズ充足性を確認するValidationという2つの観点から品質を担保するV&Vの考え方
品質指標設計(計測・評価)
品質指標とは、品質目標の達成度を数値で判断するための計測可能な尺度。ただし「計測できる」ことより「判断の根拠になる」ことが本質。
組織的品質マネジメント:QMSの7つのポイント
品質の良いソフトウェアを継続的に生み出すために組織レベルで取り組むべき、QMSを中心とした7つの品質マネジメントのポイント
QMS構築・運用の実践ヒント
品質方針を経営トップから発信させる方法、プロセス改善・PMO・プロセス監査という3つの役割の設定方法、三権分立アナロジーによるQMS理解
失敗から学ぶ品質改善:KPTと出荷後フィードバック
品質トラブルを組織知に変えるKPTの活用法と、品質保証部門の成果が出荷後に判断されるという視点から、サービスイン後の状況を知る仕組みの必要性
真因分析と水平展開スキル
不具合・インシデントの表面的な修正に留まらず、根本原因を特定し、同種の問題が組織全体で再発しないようにする。
テスト計画作成スキル
テストの品質はテスト計画で決まる。テスト計画を「やること一覧」ではなく、「品質目標を達成するための戦略文書」として作成するスキルを身につける。
ソフトウェア品質モデル
ソフトウェアの「品質」を多面的に捉えるための体系的な枠組み。ISO/IEC 25010 では品質を2つの視点で定義する。